ウェールズでのフィールド録音を効果的に使用!フォークとアンビエントが、美しく溶け合った傑作!
これは最高!!エスパーズのMeg BairdとHelena Espvallとのコラボ作でも知られる英国女性SSW、Sharron Krausの2013年作!牧歌的なフォークと神秘的なアンビエントが、美しく溶け合ったような素晴らしい作品に仕上がっています!ウェールズを訪れた際に、風景そのものから音楽を感じ取ったことを契機にウェールズに移住!そこで採取したフィールド録音と自身のフォーク・ミュージックを織り交ぜて制作したのが本作にあたる訳ですが、ウェールズという土地の風景の歴史を自由に想起させるような魔法がかった良さがありますね!母体となっているのはブリティッシュ・フォークやアパラチア・フォークですが、Julianna BarwickとChris Watson、若しくは、リンダー・パーハックスとThird Ear Bandが組み合わさった様な格好良さも感じられます!アコースティック・ギター、ダルシマー、ハープ等と重なるミステリアスなSharronの歌声も絶品ですよ!全ての音が美しいハーモニーとなって聴き手に安らぎを与えてくれる大傑作です!大推薦!!