Directorsoundの19年作!ジャズや映画音楽、エキゾチカ、フォークなどを緩やかなに繋いでいく傑作です!
素晴らしいです!ロンドン在住のマルチ奏者ニック・パーマーによる音楽プロジェクト、Directorsoundの19年作!前作は”Musette”ことヨエル・ダネルとの録音でしたが、本作では再び1人オーケストラのスタイルでの制作となりました!ギター、ピアノ、アコーディオン、バンジョー、ウクレレ、ツィター、オートハープ、ブズーキ、パーカッションなど、たくさんの生楽器を1人で演奏することで産み出されたサウンドには、ジャズや映画音楽、エキゾチカ、フォークなどの断片的な魅力を緩やかなに繋いでいくような素晴らしさがありますね!時間が弛緩していくような穏やか感覚とロマンチックな風情が混在していくようなサウンド・ヴィジョンも◎!それからアコースティックな響きを存分に活かした音の佇まいからは箱庭トイポップ的な良さも感じられますよ!歪さを抱えながらも叙情性を帯びていくサウンドが非常にイイです!ちなみに、自身の子供が産まれたことを契機に制作した作品とのことです! Ian Halford(ドラム)が2曲で参加!日本国内のみCD化!穏やかな優しさに満ちた好盤です!オススメ!