滅茶苦茶イイです!関雅晴率いるsekifuの24年作!様々な音楽を想起させる室内楽的なアヴァン・ポップが◎!
滅茶苦茶イイです!ざやえんどうのユーフォニウム奏者、コンポーザーとしての活動でも知られる関雅晴率いるsekifu、結成20年目の1stアルバム!歌とギター、バンジョー、ドラム、ベースにユーフォニウム、トランペット、サックス。クラリネット、バスーンといった管楽器で展開される作品で、フォーク、ジャズ、クラッシック、オルタナティブなど様々な音楽を想起させる室内楽的なアヴァン・ポップといったところでしょうか!?マヘルやユンボ、そしてコンポステラあたりにも通じる室内楽とロック、それから民族音楽とミニマルが組み合わさったよう楽曲群が最高にイイですね!柔らかくしなやかなサウンドの中に点在する少し歪なアンサンブルがとにかく絶品!ギターの入りなど、演奏のあちこちでゾクゾクさせられる瞬間が多々訪れますよ!参加メンバーは遠藤里美、清成晋太郎、沼田佳命子、長谷川真子、井口淑子、小林士郎!瑞々しさを損なうことなく熟成していく音楽特有のモダンな佇まいと朴訥とした歌に魅了されてしまう傑作です!ロックの高揚感とフォークのホロ苦い叙情性を彩られた風変わりのポップ・ミュージック!ライナーノーツは澁谷浩次!本当に素晴らしいので是非聴いてみてください!大推薦!