工藤冬里@模索舎。『すべての読書は道場破りである』を音源化!
2010年11月22日に模索舎店内で行なわれた工藤冬里のライブ『すべての読書は道場破りである』を音源化!象さんギター1本で様々な詩(下記詩人参照!)にメロディをつけて歌うという好内容!歌も当然素晴らしいが、歌の合間に70年代の韓国ロックの受容についてや竹田賢一、戦前の荒地、山尾三省の「切り株の歌」とどろんこによって歌い継がれているという「二月の空」(こちら”試聴2”参照!)の関係など様々なことに言及している辺りも非常に興味深い!工藤冬里Q&Aで綴られたブックレットも良い感じです。オススメ!
曲目:ネマウムチュダヌルカルゴ(サヌリム)/sheep year(竹田賢一)/釜ヶ崎no I/ローマ帝国衰亡史 エドワードギボン/鞭のうた 牧野虚太郎/楢山節 深沢七郎/伊予漫才 溝ノ辺騒動/勾配 森川義信/冷たい雨 鮎川信夫/京都ゆきてかへらぬ 中原中也/北の海 中原中也/miss you,my baby doll T.Sエリオット 荒れ地より/some of these days