イイです!フランスの4人組による18年作!”世界の声”をモチーフに制作されたコンセプチュアルな1枚!
これは格好イイ!サックス奏者、トランペット奏者、そして2人のダブルベース奏者からなるフランスの4人組ジャズ・ユニット、“No Tongues”の18年作!本作は1996年にリリースされた『Les Voix Du Monde (Une Anthologie Des Expressions Vocales』という世界の声に焦点を当てた作品集をモチーフに制作された音源集となります!イヌイットの喉唄や中央アフリカ共和国のピグミー・アカ族の狩猟時の掛け声、アルゼンチンのセルクナム族のシャーマンの歌などに再解釈を施した演奏には終始土着的でモダンな趣があり◎!管弦楽器のアンサンブルが声自体をより動的にしているような魅力もありますね!それから、断片的なジャズのような面白さや、捉えどころのないジャンクのような側面もありますよ!随所に現れるスピリチュアルな雰囲気も最高にクールで◎!ジャケットも含めてコンセプチュアルな魅力に満ちた傑作です!大推薦!
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