打楽器奏者、角銅真美の17年作!現代音楽、ジャズ、民族音楽などを孕んだ傑作アヴァン・ポップ!?
これは素晴らしいです!cero、Doppelzimmer、野田薫、古川麦などのサポート、CM・映画音楽の楽曲演奏をはじめとするスタジオワーク、ダンス作品や映像作品への楽曲提供も行なっている音楽家/打楽器奏者、角銅真美のソロ作品!ボーカル、ピアノ、ギター、マリンバ、ドラム、パーカッション、オルゴールなどを自身で多重録音して制作された傑作アヴァン・ポップ(?)となっています!現代音楽、ジャズ、民族音楽などを孕みながら展開されていく叙情的なメロディと豊かなリズム感覚が◎!それから、何といっても音響空間の捉え方が抜群に素晴らしいですね!声や音の重ね方、そしてサウンド・オブジェのような音をアチコチに配置することで、音響空間全体がグッと躍動的になっていますよ!聴き込むほどに奇妙な感覚もあるのですが、決して聴きづらい作品ではなく自由な感性が横溢いくような風通しの良さがとても魅力的です!想像力を刺激される魅惑の1枚!大推薦!!
※参加ミュージシャン
古川麦(guitar)、田中文久(contrabass)、大石俊太郎(sax)、BUN Imai(percussion)、中尾美羽子(electric guitar)、厚海義朗(electric bass)、光永渉(drums)、大城真(finger patching)