フォルクローレと現代音楽を独自の解釈で弾き進めるギタリスト笹久保伸、自らが歌う秩父労働歌集!
ペルーのフォルクローレと現代音楽を独自の解釈で弾き進めるギタリスト笹久保伸、自らの歌声を響かせる秩父労働歌集!本作は、彼のホームグランドでもある秩父の“忘れられた”すでに歌われなくなって久しい労働歌を歌う、という非常に興味深い作品です!秩父の民俗学者、栃原嗣雄が1960年代に採集した秩父の労働歌や、郷土史家から借りた資料等をもとに、笹久保が見事な編曲を施し秩父のスタジオで録音!労働歌に相応しく、土着的でコブシの似合うねっとりとした情感が溢れる歌に、洗練の極みをいくような美しいギターが合わさった世界からは、異様な情緒が感じられますね!モチーフにも音にもフォークの面白さを体現したような良さがありますよ!ライナーは椹木野衣!1曲、高橋悠治がアレンジを担当しています!オススメ!!