滅茶苦茶イイです!柳沢英輔が北海道の東部、十勝の南部に位置するメムで行ったフィールド録音作品!
滅茶苦茶イイです!京都の深泥池でのコチラの作品、ベトナムのゴング文化の実態に迫ったコチラの研究本、南大東島でのコチラの作品やSublime Frequenciesからリリースされたコチラの作品等で知られるフィールド録音作家/音楽人類学者、柳沢英輔が2021年と2022年の冬から春にかけて、北海道の東部、十勝の南部に位置するメム(大樹町)を拠点とするmemu earth labに滞在した際に、周辺の様々な場所の音/響きを収録したフィールド録音作品!
野鳥や牛、キツツキ、風や水等の自然の音と、大型トラック、猟銃、飛行機、住居の室外機等の生活の音が混在した状態で収録された作品で、その全てを“土地の声”として捉えた傑作です!音が非常にヴィヴィッドかつ細やかに録音されていて、一音一音を聴く度に想像の解像度があがっていくようで◎!冷気を孕んだ音がとても良く、妙に身体に馴染むエクスペリメンタルな音響作品を聴いているような心地にもさせてくれるかもしれません(エオリアン・ハープの音も!)!また、現地で暮らす人々との対話も収録されていて、音や記憶にまつわる話も物凄く興味深いですよ!解説や写真で綴られる大充実のブックレット(48ページ)も嬉しい極上音源です!大推薦!