イイです!マダガスカルの音楽とジャズの融合を目指したジェフ・ギルソンの1つの到達点!
イイです!ジャイルズ・ピーターソンやフォー・テットもこよなく愛したフランスの奇才ピアニスト、ジェフ・ギルソンが自身のレーベル「パーム」に残した3作品が嬉しいリイシュー!本作はマダガスカルの伝統とスピリチュアルなジャズ・サウンドの融合を目指したジェフ・ギルソンの取り組み“マラガシー”の1つの到達点を記録した1973年のライブ・アルバムです!1972年にシルヴァン・マルク、デル・ラベンジャら“マラガシー”の構成員がマダガスカルからパリへと拠点を移したことで活動が一気に加速!フランス各地でギグを重ね、ホームグラウンドであるパリでのステージを音源化した作品となります!ジェフ・ギルソンの古いレパートリーをマラガシー・モードで再構築したモノや、シルヴァン・マルクとデル・ラベンジャによるオリジナルが収録されているわけですが、熱気を孕んだ演奏がとてもイイですね!本作でも南国風味のエキゾチシズム、アフロでパーカッシブ、そしてスピリチュアルなジャズ等々、これまでコチラやコチラの作品同様のキーワードも浮かんできますが、より都市の風合いが色濃くなったような印象を受けますね!フォー・テットが『LateNightTales』で取り上げた「Valiha Del」も収録されています!オススメ!