ドローン、ダークアンビエント、ミュージック・コンクレートの要素を孕みながら叙情的な音響空間を描いた傑作!
イイですね!アンビエントノイズ/ダークアンビエントの文脈の中で独自の電子音響音楽を追求してきた石上和也の16年作!立体感的な音像で奏でられるアブストラクトなサウンドが素晴らしく、ドローン、ダークアンビエント、ミュージック・コンクレートといった要素を孕みながら叙情的とも思える音響空間を描いています!低音の確かな感触のためか、音響空間が揺らいでいるようにも聴こえてきて、金物系の響きと相まって瞑想的な雰囲気も感じられますね!神々しさや不穏な空気をまとったサウンドが時に、ノスタルジックなリリシズムとなって響いてくる傑作です!オススメ!!