現代音楽的なアプローチで綴られる室内楽的なポップ・ミュージック!ヴァン・ダイク・パークスが参加!
最高!!ブラジル人現代音楽家 シコ・メロとドイツ出身のチェリストにして前衛音楽家ニコラス・ブスマンという2人からなるユニット、テレボッサの16年作となるセカンド・アルバム!”カエターノ・ヴェローゾ+クロノス・カルテット”と評された前作と感性的には地続きにあるものの、異なるアプローチで臨んだ傑作となっています!メイン楽器がギターとチェロからピアノと管楽器へと変わり、そこに自動演奏楽器やプログラミングを加えて制作!エクスペリメンタルな要素をふんだんに用いた現代音楽的なアプローチで綴られる室内楽的なポップ・ミュージックといった装いが最高にイイですね!気高く崇高なヨーロッパ的なデカダンスに彩られたサウンドが知的かつ官能的に響いています!また、温もりが感じられるシコ・メロの歌声と、冷ややかな響きを帯びたアンサンブルのコントラストも◎!それから、歌声の配置のセンスも絶妙で、本作に漲る異様な空気感を増幅させていますよ!ダイナミックなミニマル・ミュージックのような展開も格好イイですね!ヴァン・ダイク・パークスが参加!大推薦!!