クラリネット奏者、David Krakauerの代表作!クレズマ―を重たいウネリで捉えた名演集!
格好イイです!ニューヨークを拠点に活動するクラリネット奏者、David KrakauerがMichael Alpert、David Licht と組んで制作した95年の代表作!David Krakauerは、イディッシュとバルカンの音楽にミニマリズムとジャズを加えたサウンドが見事なクラリネット奏者として知られている訳ですが、本作でもその高い音楽性は全開ですね!ナフテュール・ブランドヴァインとデイヴ・タラス、それからジョン・ゾーンのレパートリーを取りあげ、クレズマ―の重たい哀愁を迫力のあるサウンドで見事に展開しています!ファンキーなリズムや即興演奏を取り入れたりと、ダイナミズムとスリルが横溢するアンサンブルには、クレズマ―をオルタナティブに推し進めたような魅力があり◎!とはいっても、肝となっているのはクレズマ―特有のデカダンスと哀愁なので、胸にグッと迫ってくる瞬間も多々訪れますよ!クレズマ―を重たいウネリで捉えた名演です!大推薦!!