過剰にならない音数と独特のタイム感で、独自のサイケデリック・サウンドを追求する樋口寿人の傑作LP!
イイです!ローレン・コナーズ等と比較されながら、国内のみならず海外からも高い評価を得ている樋口寿人の2013年作!過剰にならない音数と独特のタイム感で、独自のサイケデリック・サウンドを追求し続ける作風に変化はありませんが、益々その世界が強固のモノになってきていますね!とても穏やかな世界なのですが、決して静謐といった雰囲気ではなくジックリと歌と音の発露を楽しむような格好良さがあります!音への気配を強く感じるギターと益々情緒的になってきた歌が◎!儚いリバーヴと鈍いギターノイズが歌と溶け合う微睡のサイケデリック・フォーク!いわゆるアシッド・フォークとは違いますが、アシッド・フォークが好きな人も是非聴いてみてください!オススメ!!