素晴らしいです!ギタリスト 笹久保伸の22年作!ノエル・アクショテ、アントニオ・ロウレイロらをフィーチャー!
素晴らしいです!秩父を拠点に活動するギタリスト 笹久保伸の33作目となる2022年作!サム・ゲンデル、モニカ・サルマーゾ、ジョアナ・ケイロスらとの共作盤も最高でしたが、今回も極上の1枚となっていますね!本作ではフランスの伝説的ギタリスト、ノエル・アクショテ、ブラジルのアントニオ・ロウレイロ、フレデリコ・エリオドロ、アメリカのギタリスト、アダム・ラトナーをフィーチャー!ノエル・アクショテとの1曲目から最高ですね!ジャズ、クラッシック、フォルクローレ等々がないまぜになったようなギター・プレイが圧巻!叙情的な高揚感が心地良かったり、独特のタイム感や妙なドライヴ感から不思議な情感が湧き上がってきたりと、長尺の曲の中に点在する様々なフックにグッとさせられながら、よどみなく進んでいく感じが滅茶苦茶イイですよ!その他、ミナス的な浮遊感やモダン・フォルクローレ的な味わい、きめ細やかな美しいフュージョン感覚等々、参加ミュージシャンと笹久保伸、それぞれの個性が溶け合った名演を堪能出来ます!ちなみに、本作は、秩父において探求している前衛性とハイパーノスタルジー=Hyper Chichibismの世界観を追求しながらアンドレ・ブルトンの言葉『美は痙攣的であるかないか』と向かい合った、笹久保伸のシスモグラフ的な作品であるとのことです!大推薦!