素晴らしいです!ノルウェーのハルダンゲル・フィドル奏者、Benedicte Maursethによる2022年作!
素晴らしいです!ECMからのリリースでも知られるノルウェーのハーディングフェーレ(ハルダンゲル・フィドル)奏者、Benedicte Maursethによる2022年作!本作は自身の故郷であるハルダンゲル地方の野生動物と山々で暮らす人々へのオマージュ作品となります!ハルダンゲル・フィドルに、エレクトロニクスやヴィブラフォンやマリンバ、サックス、パーカッション、それからハルダンゲル高原で録音されたフィールド録音などで展開されるアンサンブルがとてもイイですね!ノルウェー民謡、即興音楽、ミニマリズム、そしてミュージック・コンクレートの間で揺れ動いているような格好良さがありますよ!また、アトモスフェリックでアブストラクトな要素も感じられるので、アンビエントに通じるような趣も感じられて◎!“山の高原をさまよいながら自然と一体になった世界に引き込まれる”とプレスリリースにありましたが、シームレスな音世界を見事に描いています!ハルダンゲル・フィドルの弦の軋みがトラディショナルなフォークの持つ神秘性を露わにしているような瞬間にもグッとくる傑作です!オススメ!
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