傑作!!民族音楽、現代音楽、シャンソンが混じりあったポップでエレガントなサウンドが◎!
最高!!当店、人気のフランス人女性シンガー、レオノール・ブーランジェがパリとベルリンを行き来し、鍛冶職人の工場で録音した16年作!本作は、パリで演劇、実験的な即興音楽、ペルシャ音楽を学んでいた彼女が『Les Pointes et les Detours』、『Square Ouh la la』に続いてのリリースとなった3作目となります!
過去の作品同様、ギター、ピアノ、口琴、ハルモニウム、バラフォン、ドゥドゥク、カリンバ、プラクティス・チャンターなど、様々な楽器を駆使した作品で、民族音楽、現代音楽、シャンソンが混じりあった切れ味抜群のサウンドを聴かせてくれます!曲の構成やアンサンブルの中で際立つ歪さからは、不思議とポップでエレガントな風情が漂っていますね!様々な音楽的な要素をミニマムでミニマルに展開しながら、解体と構築を繰り返しているような凄みがあり、それがそのまま本作のダイナミズムへと転換されていますよ!次から次へと飛び込んでくる様々な楽器の音色と、優雅で気怠い彼女の歌声は頗る魅力的で◎!もちろんJean-Daniel Bottaが全面参加しています!
ライナーノートには彼女の好きな音楽や映画、文学などが掲載されていますが、ハリー・パーチやムーンドッグと交ざって、アリム・カシモフ、ギューム・ド・マショー、マウリシオ・カーゲルなども載っていたことが個人的には嬉しかったです!彼女が所属するフランスのレーベル“Le Saule”の他の作品も素晴らしい作品が多いので、是非この機会に併せて聴いてみてください!大推薦!!