アピチャッポンの映像に使用された楽曲集!音と音楽の境界を行き来しながら、南国の詩情で貫いた傑作です!
最高にイイです!タイ、東南アジアを代表する映像作家であり、日本だけでなく世界中で、映画監督、アーティストとして注目を集めるアピチャッポン・ウィーラセタクンの映像作品に使用された数々の楽曲を一枚にコンパイルした作品集!虫の鳴き声と不安定に揺らぐドローン、生活音と溶け合うギター、電子音を駆使したダンサブル楽曲、水の流れる音やバイクの音、叙情的なギターロック、虫や風ととも展開される独唱などなど。どの音源も本当に素晴らしく、音と音楽の境界を行き来しながら、心地よい南国の詩情で作品全体を貫いたような傑作となっています!また、多用されているフィールド録音には自然に潜む神秘性をシネマティックに切り抜いたような魅力があり◎!音自体がとても活き活きとしていますね!それから、本作では、アピチャッポン作品の音楽に携わってきたアックリットチャルーム・カンラヤーナミットと清水宏一が自らのプロデュース楽曲の提供のみならず、アルバムのコンパイルも担当しています!心と身体に妙に馴染む充実作です!大推薦!!
CDはこちら