イイです!ジスモンチも称賛の声を寄せるアルゼンチンの女性シンガー、シルヴィア・イリオンドによる18年作!
素晴らしいです!エグベルト・ジスモンチも称賛の声を寄せるアルゼンチンの女性シンガー、シルヴィア・イリオンドによる2018年作!アルゼンチン民俗音楽の研究家/収集家であったレダ・バジャダーレスやメルセデス・ソーサを取り上げるなどフォルクローレに再解釈を施した名作を残してきた彼女の魅力を堪能できる傑作です!Juan Falu、Carlos Aguirre、Rafael Martini、Lilian Saba等が参加した本作、フォルクローレを極限まで洗練させたようなサウンドが見事ですね!歌と演奏の関係性も絶妙で、親密な空気感を漂わせながらも緊張感が漲る音の佇まいにグッと惹きこまれてしまいますよ!ピアノを軸にした楽曲や、ギター・クインテットによる楽曲、ストリングスを配置した楽曲等々、過剰さを排した静謐なアンサンブルが美しく華やかに、まったりとした心地良さを伴って響いてきます!素朴な歌心とモダンな演奏が頗るイイですね!歌詞対訳付きです!大推薦!
※アルバム・コンセプト
『悪なき大地(TIERRA SIN MAL)』とは、グアラニー族(南米の先住民族)に古くから伝わる信仰で、「大地そのものが果実を産み、人間は不死」である楽園の存在を指します。 病や飢えから解放され、死から離れた絶対的な幸福が永遠に続く地があると信じられてきました。 この失われた楽園の探訪は、長年の時を経てグアラニー族内で恒久的に続く移住を引き起こしました。
LPはこちら