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齊藤聡 / 齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体 (Book)

素晴らしいです!2019年に惜しくも世を去ったコントラバス奏者、齋藤徹の評伝が登場!渾身の1冊です!

齊藤聡 / 齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体 (Book)

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3,300円 (税込)

[ポイント還元 33ポイント~]
出版社:カンパニー社:
発売年:2022年:
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素晴らしいです!2019年に惜しくも世を去ったコントラバス奏者、齋藤徹の評伝が登場!音楽ライター齊藤聡が70名以上にもおよぶ関係者から聞き取り、60枚以上の音盤を読み解き「齋藤徹の芸術」に迫った渾身の1冊となっております!音盤は全てジャケ写や参加メンバーなどの詳細も記載されているのがとても嬉しいですね! “ジャズ、タンゴ、邦楽、雅楽、能楽、巫楽、即興音楽、クラシック、現代音楽、うた、ダンス、舞踏、書、詩、美術、演劇など、あらゆる表現領域を巻き込みながら、アジア、ヨーロッパ、北米、南米を自由に旅する” 齋藤徹の軌跡を丁寧に音盤を紹介しながら描かれております!なので、齋藤徹の音楽に馴染みのない方も、本書を読み進めながら音盤を探すのもとても楽しいかと思いますよ!オススメ!


齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体
著者 齊藤聡
四六判並製:352頁(うち、口絵32ページ)
本体価格:3,000円(+税)
ISBN:978-4-910065-09-0

2019年に惜しくも世を去ったコントラバス奏者、齋藤徹。70名以上におよぶ関係者からの聞き取り、残された音盤約60枚を読み解くことで描き出される、ひとりの音楽家の肖像と軌跡。ジャズ、タンゴ、邦楽、雅楽、能楽、巫楽、即興音楽、クラシック、現代音楽、うた、ダンス、舞踏、書、詩、美術、演劇など、あらゆる表現領域を巻き込みながら、アジア、ヨーロッパ、北米、南米を自由に旅する——日本の音楽の特異点、いまなお蠢き続ける運動体=「齋藤徹の芸術」とはなにか。

▼目次
—はじめに
1 コントラバスを手にするまで
溝入敬三との出会い/東京/大学
2 コントラバスとの出会い
再会/井野信義/騒
3 転機
富樫雅彦/高柳昌行/初リーダー作/アルゼンチン・タンゴ/豊住芳三郎/栗林秀明、バール・フィリップスとの出会い/日本の私
4 タンゴ、ピアソラ、南米
ブエノスアイレスのあとに/ピアソラ再発見/最初のピアソラ・アルバム/次のピアソラ集に向けて/コントラバヘアンド、南米音楽/アウセンシャス 不在/乾千恵のピアソラ
5 日本の伝統音楽とのコラボレーション
沢井箏曲院/沢井一恵/ストリング・カルテット/向こう受け/演劇、箏アンサンブルの拡張/八重山游行/久田舜一郎
6 韓国
韓国への視線/ワールド・ミュージックという流行/韓国のシャーマニズム/金石出/いきなり韓国/韓国音楽、邦楽、ジャズ/ユーラシアン・エコーズ四部作/Koto Vortex/ストーンアウト/ユーラシアン・エコーズ第二章/その後のストーンアウト
7 ヨーロッパの自由即興
ミシェル・ドネダ/ムオーズ/ジョエル・レアンドル/ドネダとのはじめての日本ツアー/二〇〇一年の春の旅/ローレン・ニュートン/二〇〇三年の春の旅/レ・クアン・ニン/二〇〇三年の春の旅 その二/Orbit――月に打たれて/ドネダの来日は続く/ジョン・ブッチャー、フローリアン・ヴァルター
8 黒潮
ザイ・クーニン/ザイと齋藤との出逢い/福岡アジア美術トリエンナーレ/ペイガン・ヒム/妄想のワールド・ミュージック
9 ジャズには回帰しないのか
ジャズへの接近/往来トリオ/明田川荘之/齋藤徹プレイズ・ジャズ/永武幹子
10 アート
大成瓢吉/小林裕児
11 コントラバス
奇妙な楽器/ガット弦/ピックアップ/弓/パナリ/コントラバヘアンド/インヴィテイション/バール・フィリップス、井野信義とのトリオ/バール・フィリップス、ジョエル・レアンドル、ウィリアム・パーカーとのカルテット/古いコントラバス/井野信義とのデュオ/ORT/ベースアンサンブルの結成まで/ベースアンサンブル弦311/セバスチャン・グラムスとのデュオ/還暦
12 「どこのもの」でもない即興
今井和雄/喜多直毅/かみむら泰一/クリス・ヴィーゼンダンガー/メアリー・ダウマニー/長沢哲/川島誠/いずるばでのワークショップ
13 身体表現
ジャン・サスポータス/矢萩竜太郎/皆藤千香子/ジャッキー・ジョブ/南貞鎬/岩下徹/佐草夏美/木村由/庄隆志
14 ことばとうた
酒井俊/うたをさがして/オペリータ うたをさがして/オペリータのあとで/スロッギーのワルツ
15 弱さの力
病身チゥム/障がい/弱さの力/メメント・モリ
—おわりに
—註
—「徹の部屋」公演記録
—索引

著者:齊藤聡(さいとう・あきら)
音楽ライター。共著に『阿部薫2020 僕の前に誰もいなかった』(文遊社、2020年)、『AA 五十年後のアルバート・アイラー』(細田成嗣編著、カンパニー社、2021年)、『開かれた音楽のアンソロジー:フリージャズ&フリーミュージック1981–2000』(TPAF、2021年)、『アート・クロッシング第3号 特集:高木元輝 フリージャズサックスのパイオニア』(TPAF、2022年)など。『JazzTokyo』,『ele-king』、『Voyage』、『New York City Jazz Records』、『Jazz Right Now』、『Taiwan Beats』などに寄稿。

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